意識と行動の不一致 | 大阪心斎橋のエルンテ整体院

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あなたは意識と行動を一致させて、毎日生活されていますか?
真の意味で「意識と行動の一致」とは一体どういうことなのでしょうか?当ページをお読みいただき、一度考えてみて下さい。

脳からの指令

通常、脳という中枢神経から行動の指令(「食べる」「歩く」「見る」「聴く」「話す」「つかむ」など)が各器官に出されることで、人間の体は反応してそれらの指令を果たそうと行動します。

例えば「お腹がすいた」→「食物を食べたい」→「食べ物を探す行動」→「食べ物を見つける」→「食べ物を食べる」という、欲求からの一連の行動は脳の指令を全うしていると言えます。

わかっちゃいるけどやめられない

通常、自分の欲求や意図に脳は反応して体に行動の指令を送ります。

しかし、例えば

・甘いものをついつい食べ過ぎてしまう

・煙草が体に悪いと分かっているのにやめられない

・後5分したら片づけるつもり(でも、5分経過しても始められない)

などのように、「わかっちゃいるけどやめられない」ということは多くの方の身に覚えのあることでしょう。

この「わかっちゃいるけどやめられない」は、意識と行動の不一致が起こっている状態です。

客観的にみると「バカなことしてる」と思えるのですが、いざ自分がそういう状態に入ってしまうと、やめられないばかりか行き過ぎてしまうことだってあるでしょう。

トラウマによる脳神経と行動のパターン

では、なぜこういう状態が起こるのでしょうか?

色々な原因が考えられるのですが、その中の一つにトラウマによる脳神経と行動のパターンが出来上がっている場合があります。

甘いものを食べ過ぎるとどうなるか?煙草を吸い過ぎるとどうなるか?片づけないとどうなるか?冷静に考えれば、未来予測が出来るので、良くない結果を未然に防ぐ行動を取ることが可能です。

しかし、過去におきたトラウマによって、脳神経と行動のパターンが出来上がってしまうと、そのパターンにはまった行動をとり続けてしまうのです。

恐怖を回避する行動

人間は、死に値するような恐怖を感じた時にトラウマが発生することが分かっています。

トラウマが起きた時の記憶は無意識下に置かれて、普段思い出すことはありません。そのため「過去のあの出来事が私のトラウマだ」と思っている出来事は、意外とそうではないことが多いと言われています。

トラウマのない人間はストレス刺激を受けると、それに対する適切な行動をとります。ここでは意識と行動が一致しているのです。

しかし、トラウマがある場合、何かのストレス刺激を感じた場合、無意識の内に過剰反応や不適切な反応を起こします。

それはご本人には自覚がないのですが、意識でやろうとしている行動と違う行動や、真逆の行動をとってしまうのです。

このストレス刺激に対する反応は、無意識下でトラウマ時の恐怖を感じているから起きやすいという説が有力です。

例えば、甘いものを食べ過ぎてしまうことで回避している恐怖や煙草を止めないことで回避できる恐怖があるかもしれないのです。

何ヶ月も続く痛みの正体

人間の細胞の新陳代謝は一番長い期間である骨で約3ヶ月といわれています。筋肉などは約2ヶ月で新しい細胞と入れ替わります。

と考えると、3ヶ月を超えて続く痛みというのは、筋骨格などの体の組織の問題だけではない可能性が高いです。

長期の痛みが続くことは、ご本人にとって一見辛くデメリットであるように見えますが、その反面メリットが隠れていますあります。

痛みが続くことによって、何かを回避できるメリットが存在しているのです。

その「何か」とは「死に値する恐怖」である場合が多いのです。

※死に値する恐怖は自覚できるものではありません。例えば「孤立する」「蔑まれる」などが死に値する恐怖であると言われています。

脳が働き過ぎ

トラウマがあることで、ストレス刺激に対して脳が過剰に働いていると、例えばブドウ糖を摂取したくなります。そのため甘いものを食べ過ぎてしまうのかもしれません。

また過剰に働いているということは、交感神経が高ぶっているわけですので、緊張を鎮めるために煙草を吸うことも考えられます。

死に値する恐怖と脳が自動的に反応しそれを避けるために、痛みを出して体を休ませようとしているとも考えられます。

常に脳が休まない状態であると、意識と行動の不一致が起きやすくなります。

すると決めたことをできなくなり、自分自身で「私は意志薄弱なんじゃないか」「ダメ人間だ」と自尊心が低くなってしまいがちです。

でもそれは、ストレス刺激に対して過剰に反応した脳が休んでいないことが多いからであり、必ずしもあなた自身の意思が弱いわけではないのです。

脳を休める

では意識と行動の不一致が起きている場合にどうすればいいのでしょうか?

打開策の一つとして、過剰に働き過ぎている脳を休めることが挙げられます。

脳圧が強くなっていると、体の不快感も増すようになり、不定愁訴と呼ばれる頭痛や肩こりなど不調も感じやすくなります。

当院の整体で使用している頭蓋仙骨療法(クラニオ・セイクラル・セラピー)は、新陳代謝に欠かせない体液の流れやリズムを体が自己調整させるように誘導していきます。

すると脳圧が下がり、ストレス刺激に対して脳の過剰反応が下がりやすくなるのです。また当院独自のエネルギー療法により、脳調整も行うこともあります。



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