痛みや違和感をなくす方法 | 整体は大阪心斎橋のエルンテ整体院

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ここでは心身に影響を与える、体の痛みや違和感をなくす方法や考え方について、詳しく説明しています。お悩みの方は是非お読みください。

まずは身体に問い掛けてみる

今、あなたは椅子に腰かけてパソコンの画面を見ているか、立ったまま携帯の画面を操作しているかと思います。

まずは目を画面から一旦外して、深呼吸をしましょう。
そして「自分の身体は今どんな感じ?」なのかと、身体に問いかけてみて下さい。

問い掛けるとは「観察する」ということです。
頭、首、肩、腕、背中、胸、お腹・・・と順番に観察していきます。

やってみて何か分かったことや気づきはありましたか?

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※上図はイメージです。

身体感覚は肯定的か否定的ですか?

  • 「首に違和感がある」
  • 「肩が重い」
  • 「背中が張った感じがする」
  • 「腰が固くて痛い」

などの色々な身体感覚に気づくかと思われます。

そしてそのほとんどの内容が「痛い」や「違和感」などのネガティヴ(否定的)、あるいは不快感につながる情報だと思われます。

不思議なことに、心地良い感覚を味わったり、肯定的な情報を受け取る人の方が少ないのです。なぜでしょうか?

防衛反応の働き

否定的な情報や感覚を受け取る人の方が多いのは、身体に元々備わっている防衛反応の一つであるといえます。

肯定的だったり心地良い感覚や情報は放っておいても何の問題もありませんが、「痛み」「違和感」などの否定的な情報や感覚は少しでも大きくなると、最終的には生命の危機に晒される可能性があるのです。

そのため、身体は肯定的な情報以上に否定的な情報については敏感になっておく必要があるのです。

痛みや違和感と心身の関係

通常、全身に痛みや違和感を感じていることは非常に稀だと思われます。しかし、歯や腰が痛いためにモチベーションが下がったり、肩こりで集中力にかけて効率が下がったりという経験をされた方は多いでしょう。

部分的な身体の痛みや違和感は感じ方が大きくなってくると、身体だけではなく心にまで及ぼす影響も大きくなります。

これは身体の感覚が持つ「反応のパターン」が関係しているのです。

お鍋と食材の関係から考えてみましょう

ここで見方を変えてみましょう。

  • 「痛い」「柔らかい」「楽」などの身体の感覚・・・(鍋に入れる)食材
  • これらの感覚を受け止める身体全体・・・鍋

大阪心斎橋のエルンテ整体院 痛みをなくす方法

普段、多少は痛みを感じつつも、それほど囚われていない状態というのは、鍋の大きさに対して、食材の量が適切であると言えます。

痛みの食材(感覚)が入ってきても、鍋(身体)の中の容量に余裕があるためにすぐに調理(処理)されてしまうので、時間と共に気にならなくなるのです。


では、ここで痛みの食材が少し大きくなってきたと考えてみます。

前述したように、身体の感覚は防衛反応によって敏感化していき、痛みが意識において大きな割合を占めるようになります。「痛みが気になってくる」感覚です。

痛みや違和感などの不快な感覚が起こると、身体はそれが全体に広がっていかないように、その感覚が起こっている体の部位を切り離そうとします。

例えばそれが腰痛だとすると、腰を身体の他の部位の感覚から切り離そうとするのです。


ここで鍋(身体)に視点を向けてみます。

大阪心斎橋のエルンテ整体院 痛みをなくす方法

左図では鍋の真ん中に仕切りがあり、向かって左側の白い部分は食材が入っていない(空っぽ)状態、右側は腰の痛みの食材が入っているとします。

身体はこのように鍋(身体)の中に「仕切り」を入れて、腰と身体の他の部位の感覚を分離しようとするのです。

問題はここからです。

仕切りが入れられると、腰痛という食材は狭いスペースに押し込まれることになり、渋滞や満員電車のようになります。

こうなると、身体は鍋(身体)の中で狭く仕切られた腰の部分だけに感覚が集中して、他の部分に調理(処理)ができる大きなスペース(上図における白い余裕の部分)があることを忘れてしまうのです。

つまり、痛みという食材であふれた、腰という狭いスペースが鍋(身体)の全てだと勘違いして、それに圧倒されて「自分の身体全てが痛みに覆い尽くされている」という感覚になり、心や気分まで影響を受けてしまうのです。

痛みや違和感から自由になるために

では、痛みや違和感から自由になるために、私たちは何をすればいいのでしょうか?

いつのまにか鍋(身体)の中に入った「仕切り」を取り外して、他にも調理できる大きなスペースがあることを身体に思い出してもらうのです。

先ほどの例だと、身体全体から切り離した「腰」の部分を再び身体全体につなげてあげるのです。

痛みや違和感から自由になる方法の一例

最もシンプルな方法をお伝えいたします。行うことは次の2つのみです。

①痛みを感じる箇所以外どこでもいいので、一つ決めて自分の手で触れます。腰痛がある場合、例えば前腕や太もも全面などと決めます。折角なんで痛みのない場所にして下さい。

②手を置いたら、そこの部分の重さ、温度、柔らかさなどに着目して、そこがどんな状態になっているかを観察します。温かさや柔らかさなど身体にとって居心地よい感じがあれば、それをゆっくり感じみて下さい。

しばらく待ってその箇所(前腕や太ももなど)の感覚が目覚めてきます。腰以外にも他の部分があることを身体は思い出して、そこへのつながりを作るのです。

すると腰とその他の身体全体を切り離していた「仕切り」が取り外されて、痛みという食材を調理できる鍋(身体)のスペースが広がっていくのです。

後の調理(処理)は鍋(身体)に任せておくと、勝手にやってくれます。



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