骨盤矯正 必要性 整体 | 大阪心斎橋のエルンテ整体院
このページでは骨盤矯正の必要性について説明しています。 ここでは体と心それぞれに及ぼす影響をみていきます。
骨盤の歪みが体に及ぼす影響
身体に対して次の二つの影響があります。
①股関節軸への影響(主に下半身)
②脊柱への影響(主に上半身)
①股関節軸への影響
左右の股関節を結んだ線を股関節軸とします。
通常、股関節軸は水平です。
しかし、
骨盤が歪む
→仙腸関節の前後左右の動きが制限
→股関節軸が水平でなくなる
状態になります。
股関節軸が水平でない状態が続くと、骨盤周りの特定の筋肉(脚やお尻)に負荷が集中しやすくなります。
それによって下記のような症状があらわれます。
【 ぎっくり腰 】→詳しくは腰痛のページへ
【 坐骨神経痛 】
腰椎のひねりによる神経根の圧迫。梨状筋の緊張や拘縮などによってお尻~太もも背面~ふくらはぎに掛けて痛みやしびれを感じる。
【 股関節痛・膝関節痛など 】
荷重の掛かりやすい側の股関節を支える深部筋などの負担が増えることで可動性が制限されて痛みを感じ、歩く時などの動作への障害になる。
②脊柱への影響
仙腸関節に歪みが出ると、仙骨の姿勢にも影響が出ます。
仙骨の上には脊柱があり、その先には頭部が存在しています。
仙骨の姿勢の歪みは、脊柱の形状やカーブにも影響を与えます。
脊柱側弯や過大・過小前弯を引き起こすことで腰部への負担を大きくします。
体は歪みが出来ると別の歪みを作ってバランスを保とうとする働きがあります。
そのため、肩甲骨の左右の位置関係や首の姿勢にも影響を与えるのです。
それによって下記のような症状があらわれます。
【 腰痛 】→詳しくは腰痛のページへ
【 首こり・肩こり 】→詳しくは首こり・肩こりのページへ
【 背部痛 】
脊柱に沿って左右で支持している脊柱起立筋群などへの過緊張や拘縮が起こるために痛みが出やすい。
骨盤の歪みが心に及ぼす影響
骨盤の傾きは呼吸に影響を及ぼし、呼吸は自律神経に影響を及ぼします。
自律神経は感情など心と密接な関係にあります。
骨盤前傾
お尻が上がる(過大前弯)⇒吸う息が多い⇒交感神経が刺激
⇒興奮・(過剰に働くと)イライラ・過緊張
骨盤後傾
お尻が下がる(過小前弯)⇒吐く息が多い⇒副交感神経が刺激
⇒リラックス・(過剰に働くと)元気なくなる
ただし、交感神経・副交感神経のどちらかが良いというわけではないのです。
両方必要でありバランスが大切ですから、常に骨盤周りの筋肉を柔軟にしておくことが大切なのです。