腰痛 予防 | 口コミNo.1の大阪心斎橋のエルンテ整体院
ここでは腰痛(慢性・急性)の予防方法について
説明しています。
ちなみに急性腰痛(ぎっくり腰)は慢性的に腰に負荷が掛かっている状態から起こりますので、予防方法は共通しています。
予防その1 : 姿勢を変えて血流不足を解消
腰痛になりやすい方は長時間、同じ姿勢を取っている場合が多く見受けられます。
同じ姿勢が続く=筋肉の伸び縮みが少ないということです。
そして伸び縮みが少ない筋肉は緊張して血流が不足している場合が多いのです。
腰部・お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉の血流不足を解消することが大切です。
同じ姿勢が続く人は、最低30分に一回は必ず姿勢を変えましょう。
<腰に負担をかけない座り方のコツ>
- ①イスの背もたれに背中をつけてから、一度立ち上がります。
- ②両足でつま先立ちをした状態で、お尻をキュッと引き締めます。
- ③お尻を引き締めた状態で左右のかかとをゆっくり床につけます。
- ④イスに腰掛けます。腰掛けてからお尻を少しゆるめてもOKです。
なお、背もたれはできるだけ使いましょう。
座り姿勢が崩れてきたなと感じたら、①からまたやってみましょう!
もし分からない場合、当院での施術後に丁寧に指導いたします。
予防その2 : 変化を入れることで脳をリセット
人間には同じ動作や姿勢を繰り返し行ったり、維持しようという習性があります。
パターン化した動作や姿勢を「楽」だと感じるようになっています。
デスクワークをしている方は、座り続けていると逆に立ち上がることが億劫になったりしませんか?
それは姿勢がパターン化して脳が怠けている証拠です。
姿勢を変えることは、単に腰から下肢にかけての血流不足を解消するだけではありません。
怠けている状態の脳に対してリセットを掛ける作業でもあるのです。
<脳を刺激する方法の別のやり方>
体の末端である手や足を刺激するのが良いです。
手の平や足の裏には体の反射区があります。特に親指は脳の反射区があります。
- 手の場合 → 手の平を反対側の指でやさしく刺激
- 足の場合 → 歩くことで足裏を刺激
してみましょう。
予防その3 : 片足立ちで更に体感覚を取り戻す
同じ動作が続くと、負荷が掛かっている箇所の不快感だけ際立ちます。
意識がその箇所こ集中することで、負荷の掛かっている箇所とそれ以外の箇所が
感覚的に切り離されてしまうのです。
感覚が切り離されることで、痛みや不快感はより一層強くなっていきます。
そこで頭から足裏までのつながりを取り戻し、痛みや不快感を負荷の掛かっている場所以外でも分担してもらうようにします。
イスから立ち上がって、片足立ちで10~20秒ほどバランスを取ってみて下さい。
こうすることで後頭骨から足裏までの重心位置が一致します。
この動作によって身体は全身のつながりを取り戻すために、痛みは小さくなっていきます。
予防その4 : 関節周りの筋肉を意識し、関節や筋肉を大きく動かす
股関節と膝関節周りの筋肉が緊張し固くなっていることが多いです。
例えば床に置いてある重い物を持つ時に中腰で行うと、腰の脊柱周りの筋肉に負担が集中します。ですのでしっかり膝を曲げ腰を落としてから持ち上げるようにしましょう。
また日頃から筋肉へのストレッチを行うのも効果的です。
ストレッチ中は伸ばしたい筋肉を意識し、息を細く長く吐くようにするとゆるみやすいです。
予防その5 : ストレッチの際のよくある間違い
当院にいらしたクライアントの方との話の中で、「ストレッチする時は痛くても伸ばすようにしています。」と考えている方がいらっしゃるようです。
痛いという感覚がある場合は、筋肉自体が冷えて縮んでいる状態から無理やり引き伸ばそうとしているので、筋肉に対して無理をさせていることになります。
コツとしては、痛みが出る少し手前で「気持ちいい」「効いてる」と感じるポイントがありますので、このポイントで動作を止めるようにストレッチを行うのがおすすめです。
あなたの大切な体です。無理をさせていじめないようにして下さいね。