整体 手技 神経リンパ反射 | 大阪心斎橋のエルンテ整体院
このページでは当院の整体で用いる手技「神経リンパ反射」について詳しく説明しています。
体の表面には、体内部の筋肉や内臓の反射点がたくさん点在しています。例えば足裏の反射区などがそうです。ここでは神経とリンパを調整する反射点をご紹介します。
神経リンパ反射
1930年代にオステオパシー医であるチャップマン博士は「チャップマン反射」を発見しました。
それは、特定のポイントを刺激すると、特定の臓器のリンパの流れ(リンパ液の排流)が増加するという作用で、これを「神経リンパ反射」と呼びます。
神経リンパ反射点の位置
引用元:アプライド・キネシオロジー入門 Robert Frost著 医道の日本社
上図において神経リンパ反射点(以下NLRP)は●もしくは黒線で表しています。NLRPの位置は、膝下より上の身体の前面・後面にあり、上肢には分布していません。
前面にあるNLRPに触れると激痛を感じる場合がありますが、その痛みの程度は、疾患が発症してからの期間と、疾患の異常度合いによります。
後面のNLRPは皮下脂肪の中にあり、無数の小さなガラス玉状の感触があります。しかしそれらは一様ではなく大小の触感があり、小さいものは堅く、大きいものは柔らかく感じます。
また後面のNLRPは通常、押さえてみても痛みは小さいので、触診することは非常に難しいのです。
神経リンパ反射点を利用した手技テクニック
①異常が疑われるNLRPにおいて、筋肉反射テストなどで検査する。
②検査が陽性であれば、指先でNLRPを押さえ、回すように30秒ほどマッサージする。
指圧は軽く「目に当てても痛くない」程度の強さで刺激(マッサージ)を行います。
刺激する時間の長さは指圧に反比例して変わります。
・指圧が強い ⇒ 時間は短い
・指圧が弱い ⇒ 時間は長い
だからといって、NLRPをあまり長く刺激することは反射を疲れさせるだけでなので、刺激が長く必要な場合は、時間を置いてから再び刺激を与えるようにするのが良いです。